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身近な人を亡くしたあと、理由もなく涙が出たり、何をしても心が空っぽに感じたりすることはありませんか?
私たちが京都市伏見区・南区、向日市周辺でご相談を受ける中でも、大切な人を亡くされた後の気持ちについて、誰にも話せず悩まれている方が多くいらっしゃいます。
それは、決して特別なことではなく、多くの方が経験する「喪失感」と呼ばれる心の反応です。
この記事では、喪失感とはどのような状態なのか、よく見られる心や体の変化、そして日常の中でできる向き合い方や乗り越え方についてわかりやすく解説します。
自分らしい前向きな人生を送るためのご参考になりましたら幸いです。
皆さんは「喪失感」をご存知でしょうか。喪失感とは、別名で「グリーフ」と呼ばれ、大切なものや人を失うことによって感じる深い悲しみや虚しさのことです。これは一時的なものから長期間続く場合もあり、特にひどい場合は「生きる意味」さえ失うほど個人の心理状態に大きな影響を与えます。
喪失感を抱えているとき、人によってさまざまな心や体の変化が現れることがあります。
これらの反応は決して異常なものではなく、大切な存在を失ったことによる自然な心の働きです。
たとえば、気持ちが沈んで何もする気が起きなかったり、理由もなく涙が出たり、集中力が続かなくなることがあります。
また、眠れない、食欲がわかない、体がだるいといった身体的な不調として感じられる場合もあります。
こうした変化は、人それぞれ現れ方や続く期間が異なり、決まった形はありません。自分の感じ方を否定せず、今はそういう時期なのだと受け止めることが大切です。

多くの方が、上図ような心の変化を行きつ戻りつしながら喪失感を感じます。喪失感は、人生の中で誰もが経験するものであり、そこには3つのフェーズが存在すると言われています。
これらの段階は、喪失感から立ち直り、心の癒していくために人間に備わった自然な反応です。これらを理解することで、自分自身の感情を受け入れやすくなり、喪失感の改善にも大きく繋がります。
最初のフェーズである「否認と孤立」は、喪失感の最初の反応であり、多くの人が経験する代表的なフェーズです。これは自分自身が「何か」を失った現実を受け入れられず、「信じられない、そんなはずはない」といった思いが心を占め、その事実から目をそらそうとします。
さらに、このフェーズでは周囲からの支援を拒絶する傾向にあり、自ら「孤立」することを好むようになる場合もあります。しかし、このフェーズを経て我々は徐々に現実に向き合う準備を整えていくのです。
次に訪れるフェーズは「怒りと反抗」です。ここでは、喪失感に対する強烈な怒りが湧き上がり、「なぜ自分がこんな目に遭わなければならないのか」と反抗心が芽生えます。
例えば、運命や周囲の者にその理由を押し付け、自分の不幸に対する責任を問い詰めます。この怒りは、必ずしも正当なものでないことが多く、否定的な行動や言動に変わりやすいのも特徴として挙げられます。しかし感情を外に出すことで、次のフェーズに進むための重要なプロセスともなるのです。
最後に起きるフェーズは「受け入れと再構築」です。このフェーズではこれまで直視することのできなかった「現実」を意識し、前を向ける方法を模索していきます。
例を挙げると、夢が叶わなかった代わりに新しい夢を立てたり、新しい人間関係を築いたりします。これにより、心の平穏を取り戻しつつ新たな生活を始める準備が整うのです。

喪失感に対する効果的な対処法のひとつとして「人に話してみる」のも有効です。友人、家族、カウンセラーなどに自身の気持ちを話すと、心を軽くしやすく、喪失感の改善に一歩近づくとされています。
また、複雑な心の内を人に話したくないという方にお勧めなのは、メモや紙に自身の気持ちをひたすらに書き出してみる方法です。
★弊社ではご葬儀だけでなく、ご葬儀後のお悩み事やお困り事についてもサポートさせていただいております。
空におられる大切な方へ手紙を書き気持ちを伝える「空へのお手紙」や、想い出のつまったものへ感謝しお別れをする「想い出供養祭」など、喪失感を乗り越えるきっかけの一つとなるようなイベントも当社で定期的に開催しております。お気軽にご参加ください。
「空へのお手紙」のご供養はこちらの記事で報告しています。
イベント開催開催情報についてはお知らせ・イベント情報をご覧ください。
いかがでしたでしょうか?
人は大切なものを失った際、立ち直ろうとする過程の中で、様々な感情が沸き起こります。その反応や強さは人それぞれであり、人によって各フェーズを行ったり来たりすることもあります。
喪失の体験は心に大きな傷を残します。無理に前を向いて忘れようとはせずに、まずは周囲の方に気持ちを打ち明けたり、紙に書き出すなどして、ご自身の気持ちと向き合ってみてはいかがでしょうか。