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枚方市の葬儀の豆知識

枚方市でご葬儀を終えた方へ|命日やお盆に喪失感がよみがえるとき

「あれからもう一年が経つのに、また涙が出た」そんな経験はありませんか。

命日が近づくにつれて、気持ちが落ち込んでくる。
お盆になると、ふとした瞬間に声をかけたくなる。
お彼岸のお墓参りから帰ってきたあと、急に部屋が静かに感じられる。
時間はたしかに過ぎているのに、悲しみはまるで波のように、また戻ってくる。

「もうこんなに経つのに、まだ立ち直れていないのはおかしいのだろうか」
そう感じて、このページにたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。それは、それだけ大切な人だったということです。

節目のたびに悲しみが戻ってくる理由

ご葬儀が終わり、四十九日の法要を済ませ、少しずつ日常に戻った頃。「あのときより楽になった」と感じる日もあれば、命日やお盆が近づくにつれて、また胸が重くなる。そんなことを繰り返している方は少なくありません。

時間が経てば悲しみも薄れていく、と思っていたのに、なぜ節目になるとまたこんなにつらいのか。それは、悲しみが「直線的に回復するもの」ではないからです。

大切な人を失ったあとの心の動きは、一度落ち込んでそのまま回復していくというより、波を繰り返しながら、少しずつ変化していくものだと言われています。

そして、その波が特に大きくなりやすいのが、故人を思い出す「節目の日」です。命日、お盆、お彼岸、年末年始、故人の誕生日などです。

こうした日は、日常の流れから少し切り離されて、ふと立ち止まるきっかけになります。だからこそ、普段は何とかやり過ごしていた気持ちが、ぐっとせり上がってくることがあるのです。

「アニバーサリーリアクション」という言葉があります

心理や福祉の専門家の間では、このような反応を「アニバーサリーリアクション(命日反応)」と呼ぶことがあります。

命日や、故人にゆかりのある日の前後に、悲しみや体調の変化が現れやすくなる——それは、多くの方が経験している自然な心の働きです。

「またこんな気持ちになってしまった」と、ご自身を責める必要はありません。弱いのでも、立ち直れていないのでもありません。

喪失感がよみがえりやすい「節目」について

アニバーサリーリアクションが起こりやすいのは、命日だけではありません。お盆やお彼岸、年末年始、故人の誕生日——こうした日は、普段の生活リズムとは少し異なる時間の流れになります。家族が集まったり、仏壇やお墓に手を合わせたりする機会が増える分、故人の不在をあらためて意識しやすい状況になります。

また、「去年の今ごろはまだいた」という時間の比較が生まれやすいのも、節目の特徴です。一年前、二年前と記憶をたどるうちに、当時の感情が呼び起こされることがあります。

こうした節目前後に気持ちが沈んだり、体がだるくなったりするのは、その日をきちんと感じている心の反応です。「また戻ってしまった」ではなく、「この時期はそういうものだ」と、あらかじめ知っておくだけでも、気持ちの受け止め方が少し変わることがあります。

節目を「ただ耐える日」にしないために

命日やお盆が近づくと、どう過ごせばいいのか分からなくなることもあります。何かしなければと焦ることもあれば、何もしたくなくなることもある。どちらも、正しい過ごし方です。

以下、何かできそうなことはあるでしょうか。
・お墓参りに行き、ただそこにいる時間をつくる
・故人の好きだったものを、その日だけ食卓に並べてみる
・写真の前に、好きだったお花やお茶を供える
・手紙に気持ちを書き出してみる
・信頼できる人に、「今日はちょっとつらい」と伝えてみる

できなくても大丈夫です。「何もできなかった」という日があっても、それはその日の重さから目をそらしたのではなく、心がその重さをそのまま受け取っていたからかもしれません。

枚方市で、つらさが続いているときは

節目のたびに落ち込む気持ちは、多くの方が経験していることです。ただ、眠れない日が続いたり、食欲がわかない状態が長く続いたり、日常生活に支障を感じるようであれば、一人で抱え込まずに専門の相談先を頼ることも大切です。

枚方市では、こころの健康に関する相談窓口が設けられています。

こころの健康相談 | 枚方市ホームページ〈外部リンク〉

「これくらいで相談していいのか」と思う必要はありません。誰かに話すことで、気持ちが少し整理されることがあります。

さいごに

枚方市は、淀川沿いの平野から山手の住宅地まで、広いエリアに多くのご家族が暮らす街です。私たちはそうした枚方市の各地でご葬儀をお手伝いする立場ですが、そのあとのお時間も、ご家族の姿を長く見てきました。


一周忌の後に、ようやく涙が出たという方。
三回忌を終えてから、少しずつ思い出を話せるようになったという方。
何年経っても、お盆になると手を合わせながら泣いてしまうという方。


それぞれのペースで、それぞれのやり方で、故人との時間を大切にしておられます。


弊社では、葬儀後の悲しみが少しでも和らぐよう、「空へのお手紙」「想い出供養祭」といったイベントを定期的に開催しています。節目のつらさを、一人で抱えなくていい日をつくるきっかけになれば幸いです。


➤ 株式会社花駒のアフターサポートはこちら
➤ 大切な人を亡くした直後の喪失感については、こちらの記事もあわせてご覧ください。


このページが、命日やお盆を前にしたあなたの心に、少しだけ寄り添えるものになれば嬉しいです。


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2026年06月08日 2026年06月02日
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